長友佑都【写真:Getty Images】
ガラタサライのDF長友佑都は、ボローニャへの移籍が実現するだろうか。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』は27日、ボローニャがほかの選手の興味を持っていると伝えている。
ボローニャ加入が濃厚と報じられていた長友だが、イタリアメディアはこれまで、それほど大きく同選手の移籍を取り上げていない。それでも、最優先事項となっていた前線補強を終えたボローニャは、左サイドの補強を検討し始めているという。
ボローニャの首脳陣は先日、若手の補強が望ましいと話していた。ただ、インテルの若手DFフェデリコ・ディマルコは冬に移籍するのであればベローナへ行きたいと考えているようで、ボローニャは獲得が難しいようだ。
長友はボローニャへの移籍に前向きだが、こちらはボローニャ首脳陣が乗り気ではないとのこと。
そんな中、元ポルトガル代表のDFファビオ・コエントランの代理人が、ボローニャに同選手を売り込んだという。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、ボローニャがこれを検討していると伝えており、交渉の行方に注目が集まっている。
ファビオ・コエントランは、長友より2歳若い31歳。かつてレアル・マドリーでプレーした同選手は、現在無所属のため移籍金は必要ない。
ボローニャの首脳陣は長友の獲得を重要視していないと言われるが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は歓迎する姿勢だとも伝えられている。クラブはどのような結論を出すのだろうか。
【了】