キリンチャレンジカップ2019 ベネズエラ戦
キリンチャレンジカップ2019、ベネズエラ戦の日本代表スターティングメンバー
【日本代表 1-4 ベネズエラ代表 キリンチャレンジカップ2019】
森保一監督にとっての2019年11月シリーズの3戦目は、キリンチャレンジカップ2019のベネズエラ代表戦であった。同指揮官はこの一戦に向け、MF南野拓実、DF長友佑都ら複数の海外組を未招集としており、FW古橋亨梧、FWオナイウ阿道などを初招集するなど国内組中心でメンバーを固めている。
選手個々のアピールはもちろん、内容面でもポジティブな要素を多く残したいベネズエラ代表戦。しかし、日本代表は立ち上がりから力の差を見せつけられる形になった。
8分、MFジェフェルソン・ソテルドがDF室屋成を軽やかなステップで外すと、クロスを中央へ送る。そこに飛び込んだのは長身のFWサロモン・ロンドン。DF佐々木翔との空中戦を制し、ベネズエラ代表があっという間に先制ゴールを奪った。
そしてその後、日本代表の守備が完全に崩壊。30分、33分とロンドンが立て続けに点を奪い、38分にはソテルドが4点目を奪取。日本代表は何もできず、0-4で前半を終えることになった。
後半は疲労の影響で相手のペースが落ち、日本代表も攻めに転じることができた。69分にはMF山口蛍が1点を返すなど、ゴールもこじ開けた。
しかし、前半で喫した4失点は大きすぎた。日本代表はホームで1-4と大敗。国内組中心のメンバー構成であったとはいえ、コパ・アメリカ2019でベスト8入りを果たした相手に力の差を見せつけられる結果になった。
ベネズエラ代表に対する策は何もなく、前半だけで4失点。オナイウ阿道、DF荒木隼人、DF進藤亮佑と代表初招集を受けた3名の選手を起用することもなかった。後半の勢いは確かにあったが、攻守両面で得た収穫は0に等しいだろう。森保監督の采配、プランなどが謎に包まれたまま、90分間が終わっている。この試合の森保監督の采配は以下の通り。
森保一 2 試合中の修正力が皆無で前半だけで4失点。新たな選手もあまり起用することもなく、何がしたいのかわからない采配に
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【了】
