パリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、おそらくは移籍に関連する理由のため、今週末のリーグ戦のメンバーから外れることになった。仏紙『レキップ』などが伝えている。
PSGの歴代最多得点者でもあるカバーニだが、今季は出場機会が減少。冬の移籍市場でアトレティコ・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどからの関心が報じられ、本人がPSGに移籍を直訴したこともクラブが認めていた。
PSGは現地時間26日に行われるリーグアン第21節の試合でリールと対戦するが、カバーニはこの試合のメンバーから外れることが試合前日に明らかにされた。負傷やコンディションなどが理由ではないことはトーマス・トゥヘル監督も認めている。
同じく移籍が噂されるフランス代表DFレイヴァン・クルザワもメンバー外となる。クルザワはイタリア代表DFマッティア・デ・シリオとのトレードの形でユベントスへ移籍することが濃厚と報じられている。
トゥヘル監督は25日の会見で、両選手について「状況がはっきりしていない」とコメント。「片付けなければならないことがある」「下すべき決断がある」と述べ、両者の移籍に関連する動きであることを示唆している。
カバーニに関しては、アトレティコから「最後のオファー」が週明けに届く見通しだと仏紙は伝えている。アトレティコが以前に提示したオファーはPSGにとって満足できるものではなかったようだが、今回は合意に至るのだろうか。
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