ボルシア・ドルトムントのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルは、ボルシア・ドルトムントに所属するスペイン代表FWパコ・アルカセルの獲得に向けた交渉を行っているという。英紙『ザ・サン』の報道を元に複数メディアが伝えている。
ニューカッスルは今季前半戦で得点力不足に苦しんだことに加え、武藤嘉紀らの負傷もあってFW陣が手薄。冬の移籍市場で新たなストライカーを探していることが報じられ、様々な選手が噂に上がっていた。
パコ・アルカセルは昨季バルセロナからドルトムントへ移籍し、交代出場が多い中でもブンデスリーガで18得点を挙げる活躍をみせた。今季も開幕から4試合で5得点と順調なスタートを切っていた。
だがその後は出場機会が減少し、10月以降のリーグ戦13試合で出場は5回のみ。冬に加入したノルウェー代表FWエルリング ・ブラウト・ハーランドの爆発により状況はさらに厳しくなることが見込まれ、EURO2020出場を目指すためにも移籍を希望しているとのことだ。
パコ・アルカセルにはバレンシアも関心を示し、ニューカッスルと獲得を争う状況だと伝えられている。ニューカッスルは同選手をレンタルで獲得した上で、夏には移籍金2500万ポンド(約35億7000万円)での完全移籍も検討する見通しだという。
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