マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第21節のマルセイユ対アンジェ戦が現地時間25日に行われ、0-0のドローに終わった。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は先発でフル出場している。
2週間前の前節レンヌ戦はカップ戦で受けたレッドカードにより出場停止だった酒井だが、リーグ戦2試合ぶりに先発復帰。だがマルセイユはホームでスコアレスドローに終わり、首位パリ・サンジェルマン(PSG)を追走する上では痛い結果となった。
フランス各メディアはゴールを奪えなかったマルセイユ攻撃陣に対して特に厳しい評価を下している。守備陣も評価は高くなく、酒井に対しても多くのメディアが及第点を下回る採点をつけた。
フランス『90min』や『Le Phoceen』では酒井に対して10点満点で「4」と低評価。守備面では問題なく対応していたとしながらも、攻撃面では「あまりにも物足りなかった」「全く危険をもたらすことができなかった」と酷評されている。
『Maxifoot』では酒井に採点「5」をつけ、「プレーに正確性を欠くことがあった。攻撃面であまりリスクを冒さなかった」とコメント。『Footmercato』でも同じく採点「5」とした上で、「今季を象徴するような試合」「ボールに絡むことは多かったがそこから何かをすることはできなかった」と評している。
現在2位のマルセイユはリーグ戦での連続無敗を10試合に伸ばしたが、ホームでの連勝は6でストップ。3位のレンヌも引き分けに終わったため5ポイント差を守っているものの、首位のPSGにとっては26日の試合で差を広げるチャンスとなる。
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