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中国でのACL予選プレーオフは無観客試合が決定。ウイルス感染拡大が影響

text by 編集部 photo by Getty Images

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中国でのウイルス感染拡大がサッカーにも影響【写真:Getty Images】

 アジアサッカー連盟(AFC)は、28日に上海での開催が予定されているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選プレーオフの上海上港(中国)対ブリーラム・ユナイテッド(タイ)戦を無観客試合として開催する決定を26日に発表した。

 今回の決定は中国で拡大している新型コロナウイルス感染の影響によるもの。中立地開催や試合延期などの可能性も予想されていたが、無観客試合という措置が取られることになった。

 中国サッカー協会は『新華社通信』を通し、「観衆の集まりによる交差感染を防止するため、アジアサッカー連盟、両チーム、上海サッカー協会との協議の上で試合を観客なしで予定通りに開催することを決定した」と公式声明を出している。

 ウイルス感染の拡大はサッカー界にも様々な影響を及ぼしている。武漢で開催が予定されていた東京五輪女子サッカー・アジア予選は南京に開催地を変更。2月5日に予定されていた中国スーパーカップの広州恒大対上海申花戦は延期が発表された。

 ACL予選プレーオフは一発勝負で行われ、勝利チームが本大会グループリーグに進出。上海上港対ブリーラム戦の勝者はグループHに入り、Jリーグ王者の横浜F・マリノスなどと対戦することになる。

【了】

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