新型コロナウイルス感染が中国サッカーにも影響【写真:Getty Images】
肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が中国国内で広がり、多くの感染者や死亡者が出ていることが伝えられている。中国サッカー界にもその影響は及んでいる。
今月22日にはアジアサッカー連盟(AFC)より、東京五輪女子サッカー・アジア予選の開催地変更が発表されていた。ウイルス感染の中心地である武漢で2月3日から9日まで開催が予定されていた予選の6試合は、開催地が約530km離れた南京に変更された。
中国『新浪体育』などが伝えるところによれば、25日には中国スーパーカップの開催延期が同国サッカー協会より発表された。昨季中国スーパーリーグ王者の広州恒大とカップ戦王者の上海申花が対戦するスーパーカップは、2月5日に蘇州で開催されることが予定されていた。新たな開催日は現時点で決定されていない。
影響は今後も拡大することになるかもしれない。今月28日にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選プレーオフの試合で上海上港がタイのブリーラム・ユナイテッドと対戦するが、この試合も延期あるいは中立地開催の可能性があるという。2月22日に予定される中国スーパーリーグのシーズン開幕も延期の可能性があるのではないかとの見方が伝えられている。
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