セルジーニョ【写真:Getty Images】
J1の鹿島アントラーズは25日、同クラブに所属していたブラジル人MFセルジーニョが中国の長春亜泰足球倶楽部に完全移籍することが決定したとして発表を行った。
鹿島の小泉文明社長は23日に行われた新体制発表会で、セルジーニョの海外クラブ移籍に向けた交渉を行っているとコメント。翌24日には長春亜泰から同選手の加入が発表されていた。
「鹿島アントラーズでの日々はとても楽しく、多くの夢を実現することができました。日本で経験したことを一生、皆様に感謝していきますし、このチーム、サポーターを心から愛しています」とセルジーニョはクラブを通してコメント。「このチームへの感謝の気持ち、スタジアム内外での喜び、素晴らしい雰囲気、すべてが恋しく、幸せな時間でした」と別れを惜しんでいる。
セルジーニョは2018年夏にブラジルのサントスから鹿島に完全移籍加入。その年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では特に勝負強さをみせ、決勝トーナメントで5試合連続ゴールを挙げるなどの活躍で優勝に大きく貢献した。
昨季はリーグ戦でも33試合に出場してチーム最多の12得点を記録。鹿島に在籍した1年半で公式戦通算76試合に出場して31得点を記録した。
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