レアル・マドリーからアーセナルにレンタルされているスペイン代表MFダニ・セバージョスは、シーズン後半戦を別のクラブでプレーさせてほしいとクラブに要請しているという。スペイン『アス』『マルカ』などが伝えている。

　セバージョスは昨夏に1年間のレンタル契約でアーセナルに加入。シーズン序盤は順調に出場機会を得て好プレーを見せていたが、11月6日に行われたヨーロッパリーグの試合で負傷し、2ヶ月近くの離脱を余儀なくされた。

　年明け後には復帰を果たし、今月行われたプレミアリーグの3試合とFAカップの1試合でベンチに入ったが、いずれの試合も出場はしていない。こういった状況から、セバージョスはミケル・アルテタ監督に退団を要請し、マドリーもその希望を把握しているという。

『マルカ』によればバレンシアがそのセバージョスの獲得に関心を示しているとのこと。マドリーも選手がプレーできる環境を望んでおり、各クラブの希望が一致することになるかもしれない。

　すでにマドリーはこの冬の移籍市場で、バジャドリーで出場機会を得ることができていなかったウクライナ代表GKアンドリー・ルニンのレンタルを打ち切り、2部のオビエドにレンタルするという措置を取っている。セバージョスにも同様の選択が適用されるのだろうか。

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