ボカ・ジュニオルスのカルロス・テベス【写真:Getty Images】
新たなFWの補強が必要な状況となったマンチェスター・ユナイテッドは、かつて同クラブに所属した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスをレンタルで再獲得する可能性も検討しているという。伊紙『トゥットスポルト』が23日に伝えている。
ユナイテッドは今月15日のウォルバーハンプトン戦でイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが背中を負傷。疲労骨折により2~3ヶ月、あるいはそれ以上とも見込まれる離脱を余儀なくされる状況となった。
今季チーム最多の公式戦19得点を挙げていたラッシュフォードを欠くのはユナイテッドにとって大打撃。オレ・グンナー・スールシャール監督も、短期的な補強として新たなFWを獲得する可能性があることを認めている。
新戦力候補として様々な選手が噂に上る中、かつてユナイテッドでプレーしていたビッグネームの名前も浮上してきた。現在母国アルゼンチンのボカ・ジュニオルスに所属する35歳のテベスだ。
テベスは2007年から2009年までユナイテッドに所属し、2年間で公式戦99試合に出場して34得点を挙げた。ボカで出場機会を失っていることに加え、契約が残り半年という状況から、ローコストでの獲得が可能と見込まれている。
先日にはボカで今季を終えたあと現役を引退する可能性を示唆する発言も伝えられていたテベス。10年半ぶりに古巣に復帰するということもあり得るのだろうか。
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