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ブラジルの18歳新星を加えたレアルの“次世代スター7人”。英紙が久保建英も含め紹介

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーは、ブラジルのフラメンゴで頭角を現していた18歳のU-23ブラジル代表MFヘイニエルの獲得を今月20日に発表した。世界各国から有望な若手選手を集めるマドリーの補強方針に改めて注目が集まっている。

 ヘイニエルは名門フラメンゴのトップチームに昨季デビューし、17歳ながらブラジル全国選手権1部で14試合に出場して6得点を挙げる活躍。現在はU-23ブラジル代表として東京五輪南米予選にも出場している。今月19日に18歳の誕生日を迎えた翌日、マドリーへの移籍決定が発表された。

「銀河系軍団」の異名を取ったことに象徴されるように、かつては世界トップクラスのビッグネームを巨額の移籍金で買い集める傾向が強かったマドリー。だがここ数年はスター候補の若い選手たちと契約し、他クラブへのレンタルなども行いつつ成長を促そうとする動きが目立っている。

 英紙『デイリー・メール』では22日付記事で、マドリーが保有権を持つ7人の若手有望選手を「マグニフィセント(偉大な、素晴らしい)・セブン」として紹介。現在マジョルカにレンタルされている18歳の日本代表MF久保建英もその一人として含めている。

「バルセロナのユースチームでアンス・ファティが56点を決めたシーズンに久保は73点を決めた」と英紙は紹介。マジョルカでは先発争いに苦戦しながらも印象的なパフォーマンスを見せていると評し、「マドリーは彼がベルナベウでやれると確信している」と将来への見通しを示している。

 7人の有望選手として紹介されているのは久保とヘイニエルのほか、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、MFマルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダにレンタル中)、MFフェデリコ・バルベルデ、MFマルコ・アセンシオ。久保も含めた彼らがスペインの名門の未来を築いていくことになるかもしれない。

【了】

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