小椋祥平【写真:Getty Images】
J2のヴァンフォーレ甲府は22日、同クラブに所属していたMF小椋祥平が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。
現在34歳の小椋は2017年に加入した甲府で3年間プレー。1年目はJ1で31試合出場、2018年には負傷による長期離脱もあったがJ2で23試合に出場した。昨季は警告累積で出場停止となった最終節を除く41試合に出場し、甲府のJ1参入プレーオフ進出に貢献していた。
小椋は甲府公式サイトを通して過去に所属した全クラブや関係者、サポーターへの感謝の思いを述べ、「皆様の応援が、とてつもなく自分の力となり、助けられ、辛いときにどれほど救われたか知れません。皆様のおかげで16年間もプロサッカー選手として頑張れました」とコメント。「これからの人生は、今までお世話になった地域、チーム、そして、私を支えてくださった方々に、少しずつでも恩返ししていきたいと思っています」と続けている。
2014年に入団したJ2の水戸ホーリーホックでプロデビューし、2008年には横浜F・マリノスへ移籍。2015年に移籍したガンバ大阪、同年に期限付き移籍したモンテディオ山形も含めてJ1で10年間プレーした。J1では合計190試合、J2とJ3を含めた通算ではリーグ戦376試合に出場している。
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