久保建英と香川真司【写真:Getty Images】
【サラゴサ 3-1 マジョルカ コパ・デル・レイ3回戦】
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)3回戦、レアル・サラゴサ対マジョルカの試合が現地時間21日に行われ、サラゴサが3-1の勝利をおさめている。スペインメディア『エル・デスマルケ』は、サラゴサの香川真司とマジョルカの久保建英の両選手に高評価を与えた。
香川と久保は共に先発出場。試合開始して8分、香川がミドルシュートを放つも相手DFにブロックされる。23分に香川が直接FKを蹴ると、右足で狙ったシュートはバーに当たり惜しくも得点ならず。一方、トップ下で出場した久保はなかなかチャンスに絡めないまま前半を終えた。
後半に入ると試合は動きを見せる。48分にゴール中央でボールを受けた香川がペナルティーエリア右のサンチェスにパス、サンチェスはDFに囲まれながらも左足を振り抜いてシュートを放った。ボールはゴール右に決まり香川のアシストからサラゴサが先制する。54分にはカウンターからサラゴサが追加点。75分にも得点し、サラゴサが3-1の勝利をおさめ、ベスト16入りを決めている。
同メディアはタイトルに「日本人、決闘で非常に存在感」とつけ、香川については「攻撃ゾーンで積極的に参加。非常に活動的だった」と評価。ドリブルで相手を翻弄し、右サイドを突破するシーンがあった久保に関しては「マジョルカの中で最高だった。若いサッカー選手は彼の才能を全て示し、アウェイチームの危険なプレーの大部分は彼から始まった」とコメント。そして、「前半、2人の選手は明らかに両チームのベストだった」としている。
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