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日本代表 5年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(3)。4.5の酷評も…準優勝アジアカップの評価は?

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

アジア杯・決勝T1回戦 サウジアラビア戦

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AFCアジアカップ2019・決勝トーナメント1回戦、サウジアラビア戦の日本代表スターティングメンバー

【日本代表 1-0 サウジアラビア代表 AFCアジアカップ2019・決勝トーナメント1回戦】

 3戦全勝でグループリーグ首位通過を果たした日本代表は、決勝トーナメント1回戦でサウジアラビア代表と対戦することになった。逆転勝利を収めたウズベキスタン代表戦からは、スタメンを10人変更してこの試合に挑んでいる。

 ゲームが動いたのは20分。日本代表にコーナーキックのチャンスが訪れると、キッカーの柴崎はインスイングの柔らかいクロスをゴール前へ。これに反応したのはDF冨安健洋。頭でゴール左へ流し込み、森保ジャパンがリードを奪った。

 しかし、その後試合のペースはサウジアラビア代表が掌握。ボール保持率を高め、何度も日本代表を深い位置まで押し込む。そんな相手に対し森保ジャパンはカウンターの威力も発揮できず、ほとんどの時間を守備に割くことになった。

 それでも、DF吉田麻也と冨安を中心とした守備陣がなんとか耐え、日本代表は1-0で勝利。準々決勝へと駒を進めることになった。ボール支配率29%、シュート数5本と苦戦を強いられたが、粘り勝ちを見せた。

 ゴールシーン以外はこれといったチャンスがなく、内容は決して褒められたものではない。しかし、こうした難しいゲームを無失点で乗り切れたのは、大きな収穫となったに違いない。優勝だけを目指す森保ジャパンにとっては勝利を奪えたことが、何よりも一番の結果であった。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一監督 6 セットプレーからの得点は今後への収穫。後半は疲れからか押し込まれた

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