ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチは、38歳となった今も玉座を譲る気はない。自身がまだ健在であることをイタリアに戻って示している。
ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が昨年で満了となったイブラヒモビッチは、この冬にフリートランスファーでミランに復帰した。38歳という年齢は周囲を心配させたが、加入後すぐに存在感を発揮。ステファノ・ピオリ監督が「練習の質を引き上げてくれた」と語るように、ピッチ外での影響力も抜群だ。
イブラヒモビッチは19日に行われたセリエA第20節のウディネーゼ戦にも先発で出場した。この日は得点こそなかったものの、やはりひと味違うところを見せている。
ミランはクラブの公式ツイッターで試合前の練習風景を紹介。その中でイブラヒモビッチはリフティングを披露している。リンボーダンスをするかのごとく体を大きく倒して胸にボールを乗せるプレーだ。
イブラヒモビッチのファンであればもちろん見たことがあるプレー。そうでなくとも多くのサッカーファンが一度は目にしたことがあるであろうお馴染みのアクションだ。ただ、彼は38歳の大ベテラン。体の倒し具合が変わっていないどころか、さらに深くなっている印象さえ受ける。
クラブ公式ツイッターにイブラヒモビッチは自らSNS上で反応。「忍術」とコメントを加えてリツイートした。