レアル・マドリーは、フラメンゴに所属するU-23ブラジル代表MFヘイニエルの獲得を20日にも正式に発表するのではないかと見込まれている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

　ヘイニエルは移籍金3000万ユーロ（約36億円）でマドリーへ移籍することが合意に達したと先日から報じられていた。18歳の誕生日である今月19日に発表が行われる見通しだとも伝えられていたが、もう1日遅く20日に発表されることになるかもしれない。

　ヘイニエルは現在U-23ブラジル代表の一員として、コロンビアで開幕した東京五輪南米予選に出場中。本人はマドリー移籍の見通しについて明言を避け、「今はブラジル代表に集中している。（五輪予選は）僕にとってもみんなにとってもすごく重要な大会だ」とコメントしている。

　U-23ブラジル代表は現地時間19日の初戦でU-23ペルー代表に1-0の勝利を収め、東京五輪出場に向けて順調なスタートを切った。ブラジルが決勝ラウンドまで進んだ場合、ヘイニエルは2月9日頃からマドリーに合流し、Bチームであるカスティージャに加わることになると見込まれている。

　ヘイニエルは昨年7月にフラメンゴのトップチームにデビューし、17歳ながらもブラジル全国選手権で14試合に出場して6得点を挙げる活躍をみせた。マドリー加入が決定すれば、久保建英などとともにクラブの未来を担う選手の一人となることが期待されている。

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