パリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のレオナルドSD(スポーツディレクター)は、同クラブに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが移籍を希望していることを認めた。仏紙『レキップ』が伝えている。
PSGで2度のリーグアン得点王に輝くなど活躍を続けてきたカバーニだが、今季はキリアン・ムバッペやネイマール、新加入のマウロ・イカルディらの存在もあって出場機会が減少。移籍の可能性も噂され、特にアトレティコ・マドリーが獲得への動きを見せていると報じられていた。
レオナルドSDは現地時間19日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ロリアン戦の試合後にカバーニについてコメント。「彼は今日出ていくことを要求してきた」と同選手の移籍直訴を認めている。
レオナルドSDは「アトレティコ・マドリーからのオファーがある」とも明かしつつ、「その後新たな連絡はない。アトレティコとは少し距離がある」とも語り、現状では取引成立に迫ってはいないとも主張。クラブとしてはカバーニの残留を望んでいるという姿勢を示しながらも「今後数日でどうなるか見てみよう」と述べた。
トーマス・トゥヘル監督も先日、少なくとも今季末まではカバーニに残留してほしいという希望を口にしていた。1月の移籍市場終了までに状況は動くのだろうか。
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