パルチザンの浅野拓磨【写真:Getty Images】
セルビア1部のパルチザンに所属する日本代表FW浅野拓磨に、ロシアの強豪ロコモティフ・モスクワが獲得への関心を示しているようだ。代理人が認めたとしてロシアメディアが伝えている。
浅野はアーセナルからドイツへのレンタルを経て昨年夏にパルチザンに完全移籍。だがセルビアメディアでは先日、ロコモティフからの関心が報じられていた。
浅野の代理人を務める田邊伸明氏は、その関心が事実であることを認めた。「確かに、ロコモティフは今回の移籍市場で浅野を獲得することに本当に関心を持っている」とロシア『Sport24』が同氏のコメントを伝えている。
セルビアメディアの報道によれば、ロコモティフは特にヨーロッパリーグ(EL)での浅野のプレーを高く評価し、ユーリー・ショミン監督がクラブに獲得を要請しているという。浅野はELのグループリーグ終盤に2試合連続ゴールを挙げるなど好プレーをみせていた。
ロコモティフはロシアを代表する強豪クラブのひとつであり、昨季はリーグ2位、2年前にはリーグ優勝を飾っている。今季は現時点で5位ではあるが、上位争いは2位から5位までわずか勝ち点1差という混戦であり、3位以内での来季チャンピオンズリーグ出場権獲得なども十分に狙える状況だ。
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