ボローニャの冨安健洋【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、シーズン前半を終えた時点で、今季の新加入選手の中で最も良いパフォーマンスを見せてきた選手として高く評価されている。
冨安はベルギーのシント=トロイデンから昨夏にボローニャへ移籍。本来のセンターバックではなく右サイドバックに起用されながらも不動のレギュラーに定着し、負傷離脱を強いられた時期を除いて先発出場を続けている。
クラブ専門メディア『トゥットボローニャウェブ』では18日付記事で、前半戦に最も好プレーを見せた新加入選手は冨安だと評価。「最初の6ヶ月間に良い意味で誰もが驚かされた」「ボローニャはすでに彼のことが大好きになった」と日本人DFを称賛している。
冨安はボローニャでのデビュー直後から「すぐに素晴らしいプロ意識と献身性を見せた」と同メディアは振り返る。ドイツやイングランドのクラブからの関心もあるとしつつ、現時点ではボローニャでのプレーを続けると予想している。
ボローニャは前半戦を終えてセリエAで13位。現地時間19日に行われる第20節の試合ではエラス・ヴェローナをホームに迎える。冨安はこの試合にも引き続き先発で出場することが見込まれている。
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