西村拓真【写真:Getty Images】
ポルトガル1部リーグ第17節のアヴェス対ポルティモネンセ戦が現地時間18日に行われ、ホームのアヴェスが3-0で勝利を収めた。
ポルティモネンセはCSKAモスクワからのレンタルで今月加入したFW西村拓真が先発での新天地デビューを飾ってフル出場。DF安西幸輝もリーグ戦3試合ぶりの先発でフル出場している。GK権田修一はベンチに入ったが出場しなかった。
だが試合は後半に3点を奪ったアヴェスが3-0で勝利。最下位に沈むアヴェスに勝ち点3をプレゼントする形となった17位のポルティモネンセは降格圏脱出のチャンスを逃した。
この手痛い敗戦を受け、試合後にはアントニオ・フォーリャ監督が辞任を発表。「監督としてポルティモネンセに全てを尽くしてきたが、新たなページをめくる時が来た。プロジェクトを離れるべき時だ」と同監督はクラブ公式ウェブサイトでコメントしている。
西村にとっては1試合を戦ったところでいきなりの監督交代という困難な事態となった。次節も残留ラインを挟んで16位に位置するベレネンセスとの重要な一戦となるが、ポルティモネンセはチーム状態を立て直すことができるだろうか。
【了】