ジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間18日、リーガエスパニョーラ第20節のセビージャ戦で2-1の勝利を収めた。セビージャ陣営は判定に対する不満を語っているが、ジネディーヌ・ジダン監督は妥当なジャッジだったと感じている。スペイン『アス』が、レアル・マドリー指揮官のコメントを伝えた。
0-0で迎えた29分、セビージャはセットプレーでゴールネットを揺らした。しかし、その前にマークについていたエデル・ミリトンが相手選手と接触していたため、主審は映像で確認。これをオブストラクションとジャッジし、得点を認めなかった。
この判定にセビージャのフレン・ロペテギ監督は怒りのコメントを残した。さらに、スポーツディレクターのモンチ氏も判定に対して不満を爆発させている。
ジダン監督は問題となっているシーンについて、「あれはファウルだ。彼らには文句を言う自由がある。ただ、言ったところで何も変わらない。判定は利益になることも不利益になることもある。決めるのはレフェリーだ」と語った。
モンチ氏は後半にセビージャが決めたゴールの際にもVARでの確認があったことについて、「あれも認めなければチームを引き上げさせたかもしれない」と話していた。
ジダン監督はセビージャ幹部の発言について、「何を言っても、彼自身の責任で、決めるのはレフェリーだ。彼が言ったことは少し度を超していると思うが、セビージャのディレクターが何を言うのも止めるつもりはない」と語っている。
厳しいセビージャとの一戦に勝利したレアル・マドリーは、19日にグラナダ戦を控えるバルセロナとの勝ち点差を3とし、暫定首位に立った。
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