シュコドラン・ムスタフィ【写真:Getty Images】
アーセナルに所属する27歳の元ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィについて、チームを率いるミケル・アルテタ監督が残留を希望しているようだ。16日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
昨年夏の移籍市場で、アーセナルを率いていたウナイ・エメリ前監督がムスタフィとモハメド・エルネニーに戦力外通告を行い、2人に移籍先を探すよう要求。エルネニーはトルコ1部のベシクタシュに期限付き移籍することになるが、ムスタフィはアーセナル残留を決断。今季は公式戦10試合に出場し1得点決めている。
現在、トルコ1部のガラタサライがムスタフィを狙っているとの情報がある。場合によっては、冬の移籍市場で売却できるかもしれない。だが、昨年夏と今ではアーセナルのチーム事情は変わってきているようだ。
昨年夏にDFロラン・コシエルニーがボルドーへ移籍。DFカラム・チャンバースが負傷し、冬の移籍市場でDFコンスタンティノス・マヴロパノスがドイツ2部のニュルンベルクへ今季終了までレンタル移籍している。
同紙がアルテタ監督に「センターバックを失う余裕はあるか?」と質問したところ「ノー」と答え、「それが起こった場合、何かを考えなければならない。すでにディフェンダーではない選手でディフェンダーのポジションを任せることもある」と語っており、ムスタフィの移籍を認める余裕はないと明かしている。
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