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Jリーグ 5年前

Jリーグ、移籍まとめ(2)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Kazhito Yamada / Kaz Photography

バルセロナのカンテラ出身

イサック・クエンカ
サガン鳥栖からベガルタ仙台に移籍したイサック・クエンカ【写真:Getty Images】

MF:イサック・クエンカ(スペイン)
生年月日:1991年4月27日(28歳)
昨季リーグ戦成績:29試合出場/6得点1アシスト
移籍先:サガン鳥栖→ベガルタ仙台

 スペインの名門・バルセロナの下部組織出身であるMF。2011年にはチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第3節のヴィクトリア・プルゼニ戦でトップチームデビューも果たしており、バルセロナの新たな「逸材」として注目を浴びていた存在だ。ジョゼップ・グアルディオラ監督も認めたMFは、2014年にバルセロナを退団後、デポルティーボ・ラ・コルーニャ、ブルサスポル、グラナダなどのチームを経て、昨季開幕前にサガン鳥栖へ加入している。

 大きな期待を寄せられながら鳥栖へ加入したクエンカは、開幕から数試合こそ出場時間を伸ばすことができなかったが、第6節で移籍後初スタメンを飾って以降は主力として活躍。スペイン仕込みの巧みなボールコントロールと柔らかいタッチを武器に攻撃陣を牽引し、リーグ戦ではチーム2位となる6得点を記録している。チームのJ1残留に大きく貢献したと言えるだろう。

 そのクエンカは先月29日、鳥栖からベガルタ仙台へ完全移籍することを発表している。同選手は仙台の公式サイトで「ベガルタ仙台ファミリーのみなさま、はじめまして。イサック・クエンカです。数多くの勝利をお届けし、2020年がすばらしいシーズンになるようにベストを尽くします」とコメントを残している。スペインで培った巧みなテクニックを武器に、仙台でも違いを作り出すか。注目だ。

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