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Jリーグ 5年前

Jリーグ、移籍まとめ(2)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

2019シーズンのJリーグは全日程が終了している。現在は2020シーズンに向け、各クラブが新戦力の補強に力を注いでいるところだ。象徴と呼ばれた選手が新天地を求めるなど、移籍市場は活況を呈している。フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを紹介していく。今回はこの5人(随時、追加紹介していく)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Kazhito Yamada / Kaz Photography

昨季のリーグアシスト王

永戸勝也
ベガルタ仙台から鹿島アントラーズに移籍した永戸勝也【写真:Getty Images】

DF:永戸勝也(ながと・かつや)
生年月日:1995年1月15日(25歳)
昨季リーグ戦成績:30試合出場/2得点10アシスト
移籍先:ベガルタ仙台→鹿島アントラーズ

 2017シーズンにプロデビューを果たして以降、ベガルタ仙台で不動の地位を築き上げた25歳のDF。最大の武器は左足から放たれる正確無比なキックであり、果敢な攻撃参加から繰り出されるクロスやシュートなどで決定機を演出できる選手だ。さらに、仙台ではサイドバックやウイングバックのみならず3バック時の左CBでプレーすることもあるなど、自身の可能性を広げていた。まだ25歳と、今後の更なる成長にも期待できる。

 その永戸勝也は2019シーズン、リーグ戦30試合に出場するなど主力としてチームを牽引。アシスト数「10」は昨季のJ1リーグでトップとなる成績であった。さらに『Opta』によると、永戸は昨季リーグ戦で78本ものラストパスを繰り出したという。これも、リーグ最多となる数字だ。自身最大の武器を、遺憾なく発揮したと言えるだろう。

 そんな2019シーズンに大活躍を果たした永戸には数多くのクラブが興味を示していたという報道が出ていたが、今月3日、同選手の獲得を鹿島アントラーズが正式に発表している。鹿島は永戸と同じポジションを務めるDF杉岡大暉も獲得しており、このあたりの定位置争いは激しさを増しそうだ。永戸はその熾烈な競争に打ち勝ち、常勝軍団でも武器である左足で違いを生みだせるか。

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