田中駿汰【写真:Getty Images】
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【U-23日本代表 1-1 U-23カタール代表 U-23アジア選手権グループB第3節】
サッカーU-23日本代表は15日、AFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)のグループリーグ第3節でU-23カタール代表と対戦し、1-1のドローで試合を終えている。
ダブルボランチの一角として出場し、攻守両面で奮闘したMF田中駿汰は試合後のインタビューで「第1戦、第2戦は不甲斐ない結果に終わってしまったので、今日はなんとしても勝つという気持ちで全員臨んだんですけど、たくさんの人が応援してくれたんですけど、結果を出せなくて申し訳ないなと思います」と90分間を振り返っている。
この日は色々な意味で難しいゲームであった。立ち上がりから自陣でしっかり守備ブロックを築いてくるU-23カタール代表を前に、森保ジャパンの攻撃陣は停滞。なかなか、崩し切れず、ボールを保持するだけの展開が続いた。
それに追い打ちをかけるように、前半ATにMF田中碧が退場。しかし、田中駿汰は「退場者出てからの方が全員が運動量多く走れていたので、それを前半のうちから出せていければ結果は違ったものになっていたかなと思います」とコメント。その言葉通り、U-23日本代表は後半に粘り強く戦った。73分にはFW小川航基が先制ゴールも奪取。流れを掴んでいた。
それでも、最後はPKをFWアブドゥラー・アルアフラクに決められ失点。結局、1-1のドローで試合を終えることになった。
森保ジャパンはAFC U-23選手権の3試合で勝ち点わずか1。得点数も同3試合で「3」と不甲斐ない結果に終わった。田中は「アジアで勝てなければオリンピックで金メダル獲れないので、そこは全員しっかり危機感持ってチームに帰ってしっかりレベルアップしたいと思います」とコメント。迫る東京五輪本大会へ向け、危機感を口にした。
しかし、メダル獲得への意慾は変わらない。背番号7は最後に「しっかりこの3試合を次に生かさないといけないので、全員でしっかり気持ちを切り替えてやっていきたいと思います」と今後に向けて意気込みを語った。
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