ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
マレーシア1部のジョホール・ダルル・タクジムは、J1のヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが同クラブの施設を訪問していることを15日にクラブ公式SNSで明らかにした。
神戸との現在の契約が今月31日で満了するポドルスキは、今後の去就が注目されている。古巣であるドイツのケルンのほか、MLS(メジャーリーグサッカー)やメキシコ、トルコなど世界各国のクラブからの関心が噂されてきた。
ジョホール・ダルル・タクジムも移籍先候補として噂されるクラブのひとつ。ポドルスキは先日、同クラブのインスタグラム投稿に「近いうちに会おう」とコメントし、クラブオーナーもポドルスキが近日中に移籍交渉のため訪問予定だと認めていた。
15日にはポドルスキが実際にスタジアムやクラブ事務所を訪問したようだ。ジョホール・ダルル・タクジムはツイッターやフェイスブックの公式アカウントでその様子の写真を投稿している。
ジョホール・ダルル・タクジムはマレーシア・スーパーリーグで6連覇を達成している同国の強豪クラブ。昨季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でグループリーグに初出場し、鹿島アントラーズとも対戦した。今季の大会では神戸と同じグループに入っており、ポドルスキが移籍すればいきなり敵として古巣と対戦することになるかもしれない。
だが、今回の訪問が移籍に繋がるかどうかはまだ未確定。クラブオーナーは「外国人枠が埋まっているので決断はできない。話し合いが別の形での協力関係に繋がる可能性もある」とも話していた。
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