サウサンプトンの吉田麻也【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也に、トルコ1部のトラブゾンスポルが獲得への関心を示しているという。トルコメディア『アシスト・アナリズ』が14日に伝えている。
冬の移籍市場で守備陣の強化を図りたいトラブゾンスポルは、デンマーク代表DFシモン・ケアーにも関心を示していたとのことだが、ケアーはミランへの移籍が決定。新たな新戦力候補としてクリスタル・パレスのフランス代表DFママドゥ・サコーやバレンシアのアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ、さらに吉田などをリストアップしていると伝えられている。
2012年からサウサンプトンでプレーを続けてきた吉田だが、今季は序盤戦以降プレミアリーグでの出場機会が激減。10月のレスター・シティ戦に0-9の歴史的大敗を喫してからはわずか1回の交代出場しかない。
クラブ専門メディア『リード・サウサンプトン』は吉田の現状について、「ラルフ・ハーゼンヒュットル(監督)の下で序列が低下したのは明らか」「ハーゼンヒュットルにあまり高く評価されているようには見えない」と記述。今季末には現在の契約が満了するが、「契約更新の交渉は行われておらず、1月の移籍市場はセインツが移籍金を手に入れられる最後のチャンス」と述べている。
トラブゾンスポルはトルコの有力クラブのひとつであり、昨季の国内リーグでは4位の成績を残して今季ヨーロッパリーグに出場。今季は前半戦を折り返した時点でリーグ3位に位置している。
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