ブライトンのマット・ライアン【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属するオーストラリア代表GKマシュー・ライアンは、母国で発生した大規模な森林火災の復興支援のため2万8000豪ドル(約212万円)を寄付することになった。英メディア『BBC』などが伝えている。
ライアンは先週金曜日の10日に、「今週末のプレミアリーグでGKたちが記録したセーブ1回につき500豪ドル(約3万8000円)を寄付する」とSNSで表明していた。
10日から12日にかけて行われたプレミアリーグ第22節の10試合では計56のセーブが記録されており、ライアンは2万8000豪ドルを寄付する計算となる。ライアン自身はエバートンとの試合で5回のセーブを記録。セーブ回数が最も多かったのはレスター・シティのキャスパー・シュマイケルによる7回だった。
広範囲の森林が消失し、20人以上の犠牲者に加えて多くの野生生物の命が失われた森林火災に対しては、サッカー界でも支援の動きが広がっている。昨季オーストラリアでプレーした元日本代表の本田圭佑も、SNS上での「変顔チャレンジ」を通して寄付への協力を呼びかけている。
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