レアル・マドリー対アトレティコ・マドリー【写真:Getty Images】
【レアル・マドリー 0-0 (PK4-1) アトレティコ・マドリー スーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝】
スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)決勝戦、レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの試合が現地時間12日に行われた。試合は0-0で延長戦が終了、PK戦の末にマドリーが4-1で勝利した。
試合序盤からマドリーがボールを支配する時間が多くなるが、アトレティコの組織だった守備の前に得点を上げることは出来ない。43分にはコーナーキックからカゼミロがゴールを狙うもボールは枠を捉えきれず、無得点でハーフタイムへ。
後半最初のチャンスはマドリーに訪れる。モドリッチのパスを受けたヨビッチがDFに囲まれながらもペナルティーエリア内でシュートするがボールはゴール右に外れる。中盤以降は両チームとも選手交代で膠着状態の打開を図ろうと試みると67分にマドリーが右サイドを崩し決定的なチャンスを迎えるも、バルベルデのヘディングシュートはゴール右に外れる。
アトレティコも80分にはモラタがペナルティーエリアでトリッピアーのパスをダイレクトでシュートするもGKにセーブされ0-0は続く。アディショナルタイムにはマドリーが再びチャンスを迎えるも途中出場のロドリゴシュートはGKがキャッチする。結局90分では決着がつかず延長戦へ。
延長戦最初のチャンスはアトレティコ、中盤でボールを繋ぎ最後はビトーロがシュートするもGKに弾かれる。その後はマドリーがアトレティコゴールに迫るもシュートは枠に入らない。
延長後半もレアルがシュートまで持ち込むもボールはことごとくGKの正面をつきゴールならず、逆に115分にはバルベルデがモラタの決定的な場面をファールで止めレッドカードを受けるも直後のFKは外れ、勝負の行方はPK戦で決まることになる。
PK戦は後攻のアトレティコは1人目と2人目が失敗したのに対し先攻のマドリーは4人全員成功させ死闘を制し11回目の優勝を成し遂げた。
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