柴崎岳【写真:ムツ・カワモリ】
【ウニオニスタス 1-1(PK8-7) デポルティボ スペイン国王杯2回戦】
スペイン国王杯2回戦のウニオニスタス対デポルティボが現地時間12日に行われた。試合は1-1で120分を終え、PK戦でウニオニスタスが3回戦進出を決めている。デポルティボのMF柴崎岳はフル出場した。
ふくらはぎを負傷した影響もあり、昨年10月26日以降は1試合しか出場していない柴崎は、1月に入ってチーム練習に復帰。フェルナンド・バスケス新監督の就任も後押しとなり、久々の先発出場を果たした。
しかし2部で最下位に低迷するデポルティボは、3部で18位のウニオニスタスに苦戦。63分に先制を許す厳しい展開となった。それでも82分に追いつくと、試合は1-1で延長戦に突入。この延長戦でも決着はつかず、PK戦にもつれこむことになった。
先攻のデポルティボは、2人目を柴崎が担当するが、失敗してしまう。その後、後攻のウニオニスタスは4人目が失敗して、3-3のイーブンに。決着がついたのは9人目。先攻のデポルティボが失敗し、後攻のウニオニスタスが成功。デポルティボがスペイン国王杯から姿を消した。
なお、乾貴士が所属するエイバルは4部のカセレーニョと対戦し、2-1で勝利した。先制を許したエイバルは、79分に途中出場のペドロ・レオンが決めて同点。後半アディショナルタイムには相手DFアルベルト・デルガドのオウンゴールで逆転に成功している。オウンゴールのアルベルト・デルガドが涙を流し、両チームからなぐさめられるという幕切れとなった。乾は負傷のためベンチ入りしていない。
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