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南野拓実、リバプール入団経緯や加入後の日々を振り返る。仏誌がインタビュー

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
リバプールの南野拓実【写真:Getty Images】

 リバプールに所属する日本代表MF南野拓実が、移籍を決断した経緯やチーム合流後の印象、今後の意気込みについて語った。仏誌『フランス・フットボール』が11日にインタビューを伝えている。

 南野はオーストリア1部のザルツブルクから冬の移籍市場で欧州王者リバプールへ移籍。今月5日に行われたFAカップ3回戦のエバートン戦で新天地デビューを飾った。

「現在世界最高のクラブからオファーを貰えたのは僕にとって大きな意味があることです」と南野は語る。「ぜひとも掴みたい大きなチャンスだと思いました」とリバプールから関心を寄せられたことについて振り返った。

 リバプールからの関心には「驚いた」としながらも、「チャンピオンズリーグで2回対戦して、ユルゲン・クロップ監督とも話をする機会があって、どんどん挑戦が楽しみになってきました。アンフィールドでゴールを決められたことも自信に繋がりました」と南野は話している。

 リバプールに合流したのは12月31日だが、「もう何ヶ月もプレーしているように思えます。サッカーに集中するのに素晴らしい環境です」と新天地への適応についてコメント。クロップ監督からは初日の練習終了後に「周りを気にすることはない。ザルツブルクでやっていたように南野らしくプレーして、楽しめばいい」と告げられたことも明かした。

「自分がリバプールをさらに良くすることができるかどうかは分かりませんが、できる限り貢献したいと思います。まずはできるだけプレー時間を獲得して、自分のスタイルを見せ、一番良い形でクラブを助けられれば」とリバプールでの活躍に向けた意欲を示した。

 11日に行われたトッテナム戦ではベンチに入りながらも、プレミアリーグ初出場はお預けとなった南野。次のチャンスは19日に行われるホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦となる。

【了】

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