グラニト・ジャカ【写真:Getty Images】
アーセナルのMFグラニト・ジャカは、ヘルタ・ベルリンへの移籍が消滅するかもしれない。英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
ジャカは今季、アーセナルの主将を任されていたが、10月のクリスタル・パレス戦で交代を命じられブーイングを浴びた際、ファンに対して挑発的な態度をとったことが問題視された。その後、主将を外され、冬に放出される可能性が高まっていた。
12月には、ジャカの代理人が「ヘルタ・ベルリンと合意した」とスイスメディアに発言。1月の移籍が濃厚になっていたところだ。
しかし、12月20日にアーセナルがミケル・アルテタ監督を招へいすると、状況は一変している。
アルテタ監督は、「彼に意見を聞いてもらい、私が彼をサポートする意思があると伝えた。そのためにクラブをプッシュする準備もある、とね。私は彼を説得し、彼はしっかり考えたあと、とても前向きな反応を示した。彼は心変わりをしたと思う」と話した。
さらに、同選手の兄でスイスのバーゼルでプレーしているタウラント・ジャカが『Tオンライン』でコメント。「ヘルタ・ベルリンがグラニトに具体的な話をしていたのかは知らない。弟と連絡を取った。弟はブンデスリーガが魅力的だと言っていたけど、プレミアリーグで続けたいという意思ははっきりしていた。新しい監督であるミケル・アルテタのもとですごく快適らしいね」と語ったそうだ。
2020年連勝スタートを飾ったアーセナル。アルテタ監督のもと、チームは変わりつつあるのかもしれない。
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