シャビ【写真:Getty Images】
バルセロナがエルネスト・バルベルデ監督の後任として、アル・サッドのシャビ監督に関心を示しているという。『ESPN』などが現地時間10日に伝えた。
9日、バルセロナはサウジアラビアで行われたスペイン・スーパーカップ準決勝でアトレティコ・マドリーに2-3で敗れた。バルセロナは公式戦直近5試合で1勝3分け1敗という戦績。バルベルデ監督の将来が不透明になっている。
そんな中、バルセロナのオスカル・グラウCEOはスポーツディレクターのエリック・アビダルとともにカタールへ渡った。公にはドーハでリハビリ中のFWウスマン・デンベレをチェックするためとなっているが、バルセロナのレジェンドであるシャビ監督とも接触があったとされている。
アトレティコ・マドリーに敗れた直後での会談はただの偶然のようだが、クラブに近い関係者は、シャビ監督が「真剣な選択肢の一つ」であると述べたという。
ただし、バルベルデ監督の地位は現時点で揺らいでいないものとみられている。『RAC1』によると、バルセロナ首脳陣とシャビ監督の会談はおよそ2時間に及んだ。内容は明らかになっていないが、バルセロナとしてはシャビ監督が将来をどう考えているのかを確認したかったのではないかとされている。
バルセロナの哲学がしみ込んでいるシャビ監督が、将来的な候補に挙がるのは自然な流れ。そのタイミングがいつになるのかに注目だ。
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