パリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得に向けて積極的な動きをみせているようだ。スペインテレビ『エル・チリンギート』が報じたとして複数メディアが伝えている。
元エースのアントワーヌ・グリーズマンがバルセロナへ移籍し、FWジエゴ・コスタが負傷離脱を強いられたことなども影響し、得点力不足に苦しんでいる今季のアトレティコ。その問題を解消するためカバーニの獲得を望んでいることが以前から報じられていた。
アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは先週末にパリを訪れ、カバーニと直接会談したという。さらに同CEOはPSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)に会い、カバーニ獲得へのオファーを提示したとみられている。
2013年から所属するPSGでクラブ歴代最多の通算198得点を挙げているカバーニだが、キリアン・ムバッペやネイマール、新加入のマウロ・イカルディらの存在により今季は出場機会が減少。それでもPSGはカバーニを重要な戦力とみなし、アトレティコからの提示額に満足はしていないようだ。
カバーニには他にインテルやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルからもオファーがあるとされている。本人にはカタールワールドカップ出場を目指すため出場機会を望む考えもあるようだが、この1月に他クラブへ移る可能性もあるのだろうか。
【了】