セルティックのライアン・クリスティー【写真:Getty Images】
スコットランド1部のセルティックに所属するスコットランド代表MFライアン・クリスティーは、試合中に相手選手の股間を掴んだ行為により2試合の出場停止処分を受けた。クラブはこの決定に不満を表明している。
セルティックは12月29日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第21節の試合でレンジャーズと対戦。宿敵同士の“オールドファーム”に、ホームで1-2の敗戦を喫する結果に終わった。
この試合の中で、クリスティーがレンジャーズのコロンビア代表FWアルフレード・モレロスと交錯した際、相手の股間を左手で掴んだとみられる場面があった。試合中にはこの場面でカードが出されることはなかった。
だがスコットランドサッカー協会(SFA)はクリスティーのこの行為に対して2試合の出場停止処分を下すことを6日に決定。以前に受けていたレッドカードに対する処分適用と合わせて3試合の出場停止となった。
セルティックは公式声明でこの処分に反発。「最近セルティックの選手たちが受けた(対戦相手からの)対応と、それに対して処分が下されなかったことを考えれば、協会の一貫性の無さには懸念を覚える」とクラブは述べている。
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