リバプールがナイキ社との契約発表【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールは7日、来季からの新たなユニフォームサプライヤーとしてナイキ社との複数年契約を締結したことを発表した。
契約期間は今年6月1日から開始。2020/21シーズンより、リバプールの男女トップチームおよびアカデミーチームの試合ユニフォームや練習ウェアなどが提供されることになる。
クラブは契約条件の詳細を明かしてはいないが、英紙『デイリー・メール』は年間8000万ポンド(約114億円)がリバプールに支払われる契約だとしており、マンチェスター・ユナイテッドとアディダス社の7500万ポンド(約107億円)を上回るイギリス史上最高額になると伝えている。
同紙によれば欧州サッカー界ではバルセロナとナイキ社の年間1億ポンド(約143億円)の契約が最高額であり、僅差の9800万ポンド(約140億円)でレアル・マドリーとアディダス社の契約が続く。リバプールの契約額はユナイテッドを上回り欧州3位に浮上するとされている。
2015年からリバプールのユニフォームサプライヤーを務めてきたニューバランス社は、他社からの契約オファーがあった場合には同額を提示することで優先的に契約を延長できる契約条項が交わされていたとして、その行使をめぐって昨年9月にクラブを訴えたことが騒動となっていた。「過去数年間のニューバランスのサポートに感謝する」とクラブはコメントしている。
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