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冨安健洋がフル出場。ボローニャ、後半ATの劇的FK弾で敗戦免れる

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
冨安健洋【写真:Getty Images】

【ボローニャ 1-1 フィオレンティーナ セリエA第18節】

 セリエA第18節のボローニャ対フィオレンティーナが現地時間6日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わっている。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場した。

 右サイドバックで冨安が先発したボローニャは、ウィンターブレーク中に監督の交代を行ったフィオレンティーナとの対戦。序盤は主導権を握ったが、先制することはできなかった。

 フィオレンティーナは27分、セットプレーでゴール前にハイボールを入れると、メデルにはね返されたボールをベナッシがペナルティエリアの外からダイレクトボレーで捉えてゴールネットを揺らした。

 ボローニャは34分、冨安がオーバーラップしてペナルティエリア右でパスを受ける好機を迎えたが、ダイレクトで狙ったボレーシュートはミートせず。

 後半に入ってボローニャは攻め込む時間が長くなるも、決定機は多くない。ボローニャは終盤、攻撃の枚数を増やして同点弾を狙うが、フィオレンティーナは時間の経過とともに後方をかため、逃げ切り体勢となった。

 ボローニャは最後までゴールを奪えず試合終了を迎えるかと思われた。しかし、後半アディショナルタイムに劇的ゴールが生まれた。ペナルティエリア右脇の角度のない位置からFKを得たボローニャは、オルソリーニがセット。左足のキックはクロスではなく直接ゴールを狙いに、ニアを射貫いた。

 ボローニャの連勝は2で止まったものの、2020年黒星発進を回避。勝ち点1を手にしている。

【得点者】
27分 0-1 ベナッシ(フィオレンティーナ)
90+4分 1-1 オルソリーニ(ボローニャ)

【了】

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