小野原和哉がポルトガル移籍【写真:オリヴェイレンセ公式サイトより】
J2のレノファ山口FCは6日、同クラブに所属するMF小野原和哉がポルトガル2部のオリヴェイレンセに完全移籍することが決定したとして発表を行った。
1996年生まれの小野原は現在23歳。ジュビロ磐田ユースから流通経済大学へ進学し、2019年に山口に入団した。2019シーズンはJ2で13試合、天皇杯で2試合に出場していた。
「短い間でしたが凄くいい経験ができました。スポンサーの皆様、サポーターの皆様、チームスタッフの皆様ありがとうございました。向こうで2倍になってきます!」と小野原は山口公式ウェブサイトでコメントし、欧州での成長を誓っている。
オリヴェイレンセ側も6日に小野原の加入を発表。契約期間は2022年夏までの2年半、背番号は「80」となることが明らかにされている。すでにチームに合流して練習にも参加しているとのことだ。中盤の複数のポジションでプレーし、左右のサイドバックもこなすポリバレントな選手として紹介されている。
「チームの勝利を助け、リーガ・プロ(2部)に残れるようにするのが一番の目標です。もちろんクラブはそこからさらに上のレベルに到達できると思います。クラブとともに成長し、目標を達成するために来ました」とクラブは小野原のコメントを伝えている。
すでに多少のポルトガル語を理解しているという小野原は、「ポルトガルはサッカーの国です。その情熱を今からもう感じています。チームの特徴は日本のサッカーとは違いますが、自分の特徴を見せたいと思います」ともコメント。「僕は守備をしてボールを奪い返すのが好きなタイプの選手です。攻撃も好きですがまずはしっかり守備をすること。体力があり、よく走り、スピードがあり、決意があるタイプです」と自己紹介を行っている。
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