ヘントの久保裕也【写真:Getty Images】
ベルギー1部のヘントに所属するFW久保裕也は退団が濃厚となっており、MLS(メジャーリーグサッカー)の2クラブが獲得に関心を示しているようだ。ベルギーメディア『HLN』が6日に伝えている。
現在ウィンターブレイク中のヘントはスペインでの冬季キャンプを5日に開始。久保も当初は参加が予定されていたものの、帯同メンバーから外れることをクラブから当日朝に告げられたという。これにより、冬の移籍市場でヘントを離れることが濃厚になったとみられている。
その新天地はアメリカになるかもしれない。ベルギーメディアによれば、MLSのFCシンシナティとシアトル・サウンダーズの2クラブが久保の獲得に関心を示しているとのことだ。
シンシナティは2019シーズンからMLSに参入した新興クラブ。一方のシアトルは昨季のMLS王者であり、過去4年間で3回MLSカップ(プレーオフ決勝)に進んで2回優勝している強豪クラブだ。
2017年1月にヘントに加入した当初はゴールを量産し、主力として活躍していた久保だが、ドイツへのレンタルから戻った今季は苦戦。リーグ戦での先発出場は序盤戦の2回のみで、10月以降は負傷の影響もあり不出場が続いている。
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