矢野貴章【写真:Getty Images】
J2のアルビレックス新潟に所属していた元日本代表FW矢野貴章は、同じくJ2の栃木SCへ完全移籍することが決定した。6日に両クラブから発表が行われている。
現在35歳の矢野は2003年に柏レイソルに入団してプロデビュー。2006年に移籍した新潟で主力として活躍し、日本代表として2010年ワールドカップ南アフリカ大会への出場も果たした。
ワールドカップ後にはドイツのフライブルクへ移籍し、ブンデスリーガでプレー。2012年に新潟に復帰したあと、2013年には名古屋グランパスへ完全移籍し、2017年から再び新潟に復帰した。昨年11月には契約満了による退団が発表されていた。
「大好きな新潟の地を離れることは本当に寂しいですが、新しいチャレンジに向かって走り出したいと思います。新潟を離れることになっても新潟、そしてアルビレックス新潟への愛は変わりません」と矢野は新潟公式ウェブサイトを通してコメントしている。
栃木公式サイトは「新天地でプレーできることをとても楽しみにしています。そして、チームの力になれるよう努めていきます。1人でも多くの方に、栃木SCそして私を応援したいと思ってもらえるように頑張ります」と矢野によるコメントを伝えた。
また栃木は、過去にFC東京でもプレーした38歳のGK塩田仁史を大宮アルディージャから完全移籍で獲得することも6日に発表している。
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