小野裕二【写真:Getty Images】
J1のサガン鳥栖に所属していたFW小野裕二およびGK石川慧は、同じくJ1のガンバ大阪へ完全移籍することが決定した。6日に両クラブより発表が行われている。
現在27歳の小野は2010年に横浜F・マリノスでトップチームにデビュー。背番号10を背負って活躍したあと欧州へ渡り、ベルギー1部のスタンダール・リエージュおよびシント=トロイデンでプレーした。
2017年には5年ぶりにJリーグに復帰して鳥栖に加入。3年間で公式戦80試合に出場して8得点を挙げ、チームのJ1残留などに貢献した。
「このクラブで皆さんと戦えたことを誇りに思います。本当にありがとうございました! これからもサガン鳥栖が素晴らしいクラブに発展していく事を願っています」と小野は鳥栖公式サイトでコメント。G大阪公式サイトでは「クラブの目標で あるタイトル獲得に向け、自分の全てを出していきたいと思います」と意気込みを述べている。
石川は2011年にベガルタ仙台に入団し、期限付き移籍の形でソニー仙台(JFL)やブラウブリッツ秋田(J3)でもプレー。2018年に栃木SCへ、2019年8月に鳥栖へ移籍していた。鳥栖では昨季天皇杯1試合に出場している。
また、G大阪はサンフレッチェ広島からの期限付き移籍で加入していたブラジル人FWパトリックが完全移籍で加入することも発表した。2014~2017年にもG大阪でプレーしたパトリックは、昨年7月に広島から古巣に期限付き移籍していた。
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