第98回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が5日に行われ、12時5分キックオフの各会場第1試合では青森山田(青森)と矢板中央(栃木)が準決勝進出を決めた。
連覇を狙う前回王者の青森山田は等々力陸上競技場で昌平(埼玉)と対戦。前半10分にMF浦川流輝亜のゴールで先制すると、19分にもMF後藤健太が決めて早々と2点のリードを奪う。前半アディショナルタイムにも浦和レッズ加入内定のMF武田英寿が決め、3-0のスコアで前半を折り返した。
だが後半には昌平が反撃に転じる。49分にはスルーパスで抜け出したMF須藤直輝が1点を返し、75分には交代出場のFW山内太陽もゴール。1点差にまで詰め寄られた青森山田だが3-2で逃げ切り、昨年に続いて4強へ駒を進めた。
駒沢陸上競技場では矢板中央と四日市中央工(三重)が対戦。前半12分に2年生FW多田圭佑のゴールで先制した矢板中央は、20分にも前線でボールを奪った多田が自ら持ち込んで2点目を流し込んだ。後半もそのまま2点のリードを守った矢板中央が2年ぶりの準決勝進出を果たしている。
14時10分キックオフの第2試合では、等々力で帝京長岡(新潟)と仙台育英(宮城)、駒沢で徳島市立(徳島)と静岡学園(静岡)が対戦する。
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