バイエルン・ミュンヘンのジェローム・ボアテング【写真:Getty Images】
アーセナルは、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングの獲得に向けた動きを見せているようだ。ドイツ『スカイ』が3日付で伝えている。
現在31歳のボアテングは2011年からバイエルンでプレー。これまで9シーズンで公式戦301試合に出場し、昨季まで7年連続のブンデスリーガ優勝や2013年チャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきた。
今季もここまで公式戦15試合に出場。だがこの冬の移籍市場でバイエルンを離れることを希望しているという。「彼はバイエルンでの自分の時間が終わったことを分かっている」と『スカイ』記者は述べている。
そのボアテングの獲得に向け、すでにアーセナルが接触を行っているとも伝えられている。バイエルンは1500万ユーロ(約18億円)前後のオファーがあれば売却に応じる意思があるとみられている。
アーセナル守備陣ではDFカラム・チェンバースが左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、今季絶望の長期離脱を強いられることになった。補強のターゲットとしていたRBライプツィヒのDFダヨ・ウパメカノの獲得には7000万ポンド(約99億円)という高額の移籍金が必要になると見込まれることもあり、よりリーズナブルなボアテングの獲得に動く可能性があるとの見方も英メディアで伝えられている。
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