ジョルディ・クライフ氏【写真:Getty Images】
エクアドル代表の新監督に、ジョルディ・クライフ氏が就任することが確実になったとみられている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
エクアドルサッカー連盟(FEF)は12月30日に、代表チームのスポーツディレクター(SD)にスペイン人のアントニオ・コルドン氏が就任することを発表。ビジャレアルやモナコの元SDである同氏が近日中に新たな代表監督を任命する予定だとされている。
その新監督にはジョルディ・クライフ氏が就任する見通しだと報じられている。2023年までの3年契約が合意に達しており、正式発表を待つのみの状況だという。
オランダのレジェンド、ヨハン・クライフ氏の息子であるジョルディ氏は現在45歳。現役時代にはバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなどでもプレーした。指導者としてはこれまでイスラエルのマッカビ・テルアビブと中国の重慶斯威で監督を務めている。
昨年のコパ・アメリカ2019(南米選手権)で日本代表とも対戦したエクアドル代表は、大会後にエルナン・ダリオ・ゴメス監督を解任。その後はU-20代表のホルヘ・セリコ監督が暫定的にA代表を率いていた。
新監督就任が見込まれるジョルディ・クライフ氏は3月に行われるアルゼンチン、ウルグアイとの親善試合が初陣となる見通し。続いて6月にはコロンビアで開催されるコパ・アメリカ2020に臨む。
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