相馬直樹氏【写真:Getty Images】
J1の鹿島アントラーズは4日、トップチームの新たなコーチに相馬直樹氏および熊谷浩二氏が就任することを発表した。
48歳の相馬氏は現役時代に鹿島と日本代表の左サイドバックとして活躍。Jリーグ年間優勝4回、天皇杯優勝2回などのタイトルに貢献し、4度のJリーグベストイレブンにも選出された。2003年の退団以来17年ぶりの古巣復帰となる。
現役引退後は2010年にFC町田ゼルビアで監督としてのキャリアをスタートさせ、2011~2012年には川崎フロンターレを指揮。2014年に町田監督に復帰し、J3からJ2への昇格、2018年にJ2で4位などの好成績を収めた。2019シーズンは18位に終わり、シーズン終了後に退任していた。
「このたび、17年ぶりに古巣鹿島アントラーズで仕事ができることとなり、大変光栄に思います。ザーゴ監督をしっかりサポートし、チームのために全力尽くします」と相馬氏は就任に際してコメントしている。
44歳の熊谷氏は1994年から2004年までMFとして鹿島でプレー。現役引退後は鹿島でスカウトやユースチーム監督などを務めてきた。
鹿島は大岩剛前監督が1日の天皇杯決勝を最後に退任。現役時代に柏レイソルでプレーした元ブラジル代表のアントニオ・カルロス・ザーゴ氏が新監督に就任することが2日に発表されている。
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