ドラガン・ストイコビッチ氏【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグ(CSL)の広州富力は3日、トップチーム監督を務めていたドラガン・ストイコビッチ氏との契約解除が合意に達したことを発表した。
クラブは「友好的な交渉」により契約を解除することが合意したとしてストイコビッチ氏の貢献に感謝。「難しい決断だったが、クラブが前進を続けるために今こそ新しい章を開始する時だと考えている」と述べた。
旧ユーゴスラビアのレジェンドだった“ピクシー”ことストイコビッチ氏は現役時代の後半にJリーグの名古屋グランパスでも活躍。2008年から2013年まではその名古屋の監督も務め、2010年にはクラブ初のJ1優勝を成し遂げた。
名古屋を去ったあと、2015年夏に広州富力の監督に就任。2016シーズンにはリーグ6位、2017シーズンには5位と好成績を残したが、昨季は12位と低迷していた。
英紙『デイリー・メール』などは、元オランダ代表のジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏が後任として広州富力の新監督に就任する見通しだと報じている。昨季までフェイエノールトを率いていた同氏は、マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督の後継者候補として仕事をしていた模様だが、その一環として姉妹クラブのニューヨーク・シティFCの監督に就任するという話は破談に終わったとみられている。
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