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2019年アジアベストイレブンを選定。主役は日韓の2大エース、大陸王者の元Jリーガーも【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からチャン・ヒョンス、長谷部誠、冨安健洋、酒井宏樹【写真:Getty Images】

酒井宏樹(日本代表/マルセイユ)
生年月日:1990年4月12日(31歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/0得点 ※1月2日現在

 数字に残らない部分でチームを助け、抜群の安定感で名門マルセイユの中心選手の1人であり続けている。日本代表でも右サイドバックで揺るぎない信頼を築き、アジアカップでは準優勝、9月に開幕した2022年カタールワールドカップのアジア2次予選でもここまでの全試合に先発起用されている。豪快なオーバーラップからの高速クロスのみならず、絶え間なく右サイドを上下動する攻守にわたる貢献度と質の高さは目を見張るものがある。

冨安健洋(日本代表/ボローニャ)
生年月日:1998年11月5日(21歳)
今季リーグ戦成績:12試合出場/0得点 ※1月2日現在

 昨季はベルギー1部のシント=トロイデンVVのディフェンスリーダーとして、リーグ屈指のセンターバックと評価されるまでに成長。そしてこの夏、セリエAの古豪ボローニャへとステップアップを果たした。自身初挑戦のイタリアでも、開幕から右サイドバックで定位置を掴み、最近では本職のセンターバックとしてもインパクトを残している。21歳にして日本代表に欠かせない守備陣の柱となった。

長谷部誠(日本代表/フランクフルト)
生年月日:1984年1月18日(35歳)
今季リーグ戦成績:13試合出場/0得点 ※1月2日現在

 昨年のロシアワールドカップ後に日本代表引退を表明してから、フランクフルトでのパフォーマンスが劇的に向上した。昨季はドイツ誌『キッカー』や、ドイツプロサッカー選手協会の投票によって選ばれるブンデスリーガ年間ベストイレブンにも名を連ね、センターバックとしてリーグ屈指の評価を受けている。まもなく36歳を迎えるが、プレーに一切のかげりはなくリーグ戦でもヨーロッパリーグでもフランクフルトの柱として君臨し続けている。

チャン・ヒョンス(元韓国代表/アル・ヒラル)
生年月日:1991年9月28日(28歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/0得点(アル・ヒラル) ※1月2日現在

 上半期はJ1リーグで首位だったFC東京のディフェンスラインを支え、下半期は移籍したサウジアラビアのアル・ヒラルでAFCチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献した。自身の過ちによって韓国代表としてのキャリアは絶たれてしまったが、ピッチ上でのパフォーマンスへの評価が揺らぐことはない。いまやアジア屈指のセンターバックだ。

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