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左からディ・マリア、カゼミーロ、ビダル、デ・アラスカエタ【写真:Getty Images】
ジョルジアン・デ・アラスカエタ(ウルグアイ代表/フラメンゴ)
生年月日:1994年6月1日(25歳)
昨季リーグ戦成績:23試合出場/13得点 ※12月31日現在
ブラジル1部リーグでは23試合の出場ながら、13得点14アシスト。ゴールを奪うだけでなく、味方のお膳立てもできる現代南米サッカー界最高峰のアタッカーの1人だ。ウルグアイ代表で10番を背負い、欧州ビッグクラブに所属していてもおかしくないだけのクオリティを備えている。南米王者として臨んだFIFAクラブワールドカップでも確かな存在感を発揮し、準決勝のアジア王者アル・ヒラル戦でゴールを記録した。
カゼミーロ(ブラジル代表/レアル・マドリー)
生年月日:1992年2月23日(27歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/1得点 ※1月1日現在
彼ほど不在が嘆かれる選手はなかなかいない。レアル・マドリーでもブラジル代表でも中盤の柱として欠かせないキーマンとなり、特に守備でのフィルター役として世界トップクラスの実力を発揮する。優勝したコパ・アメリカではカゼミーロが出場した5試合で計1失点、欠場した準々決勝のパラグアイ戦だけで3失点という結果だけを見ても、どれだけ大きな存在かがよくわかる。
アルトゥーロ・ビダル(チリ代表/バルセロナ)
生年月日:1987年5月22日(32歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/5得点 ※1月1日現在
チリ代表ではリーダーの1人としてコパ・アメリカ準決勝進出に多大な貢献。中盤を支配する圧巻の運動量とアグレッシブかつパワフルなプレーは32歳になっても健在だ。バルセロナでは脇役だが、出場すれば猛然と相手にプレッシャーをかけてボールもゴールも奪う。伝統のパスワークには完璧に順応できなくとも、中盤に活力を注入して勝利をもたらす最強のファイターであり続けている。ただ、クラブとの関係性悪化が報じられており1月中に移籍の可能性も。
アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1988年2月14日(31歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/6得点 ※1月1日現在
前線にビッグタレントがひしめくパリ・サンジェルマンにおいて、年間を通して最も安定したパフォーマンスを維持していた。けが人が相次ぐ中、両サイドや中央と多彩な役割をこなし、どのポジションでも獅子奮迅の活躍で昨季のリーグ戦は12得点12アシスト。年齢を重ねてもクオリティは失われず、センスあふれるプレーでフィニッシュの局面で絶大な存在感を発揮する。アルゼンチン代表として3位入賞のコパ・アメリカでは途中出場がメインだったが、通算100キャップまであと1試合に迫っている。