デポルティボの柴崎岳【写真:Getty Images】
スペイン2部のデポルティボは29日、トップチームの新監督にフェルナンド・バスケス氏の就任が決定したことを発表した。2022年まで2年半の契約となる。
1部復帰を目指してシーズンをスタートさせたデポルティボだが、開幕戦に勝利したあと19試合連続白星無しと低迷。10月にはフアン・アントニオ・アンケラ監督を、今月27日には後任のルイス・セサル・サンペドロ監督を解任した。ルイス・セサル監督の最後の試合となったテネリフェ戦ではリーグ20戦ぶりの白星を挙げたが、依然として最下位に沈み、3部降格の危機に瀕している。
今季3人目の監督となるバスケス氏は、過去にもデポルティボを率いた経験を持つ。2013年2月にはリーガ1部で最下位に沈んでいたチームを引き継いだが残留ならず。翌年は1シーズンでの1部復帰を勝ち取ったが、1部で再び指揮を執る前に退任していた。
過去にはマジョルカ、ベティス、ラス・パルマス、ラージョ・バジェカーノ、バジャドリー、セルタなどの監督も務めた。2016年12月にマジョルカ監督を解任されて以来、約3年ぶりの監督業復帰となる。
デポルティボで出場機会の減少している日本代表MF柴崎岳への影響も気になるところだ。アンケラ監督にはレギュラーとして起用されていた柴崎だが、ルイス・セサル監督の下ではポジションを失い、負傷などの影響もあって欠場が続く状態となっていた。
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