デイビッド・モイーズ氏【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのウェスト・ハムは29日、トップチームの新監督にデイビッド・モイーズ氏が就任することを発表した。来季終了まで1年半の契約となる。
ウェスト・ハムは今季のプレミアリーグで現在降格圏間際の17位と苦戦中。28日のレスター・シティ戦に1-2で敗れたあと、マヌエル・ペジェグリーニ監督の解任を発表していた。
モイーズ氏は2017/18シーズンにもウェスト・ハムを率いており、1年半ぶりの復帰となる。前回もシーズン途中の11月からウェスト・ハムの指揮を引き継ぎ、降格圏に沈んでいたチームを最終的に残留させることに成功したが、契約を延長せず退任した。
過去にはエバートンを11年間にわたり率いて好成績を収めたモイーズ氏。2013/14シーズンにはサー・アレックス・ファーガソン氏の後継者としてマンチェスター・ユナイテッド監督に抜擢されたが、成績は振るわずシーズン終了前に解任された。その後はレアル・ソシエダやサンダーランドでも指揮を執った。
モイーズ監督の初陣となるのは1月1日に行われるホームでのボーンマス戦。両チームは1ポイント差で16位と17位に位置しており、残留争いに向けた重要な直接対決となる。
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